FOUNDATION · 基礎解説
局部銀河群とは?
天の川の「宇宙の住所」
THE LOCAL GROUP / A SMALL GALAXY GROUP
局部銀河群は、天の川銀河とアンドロメダ銀河を中心に、多くの小さな銀河が重力でまとまった近傍の銀河群です。私たちはその内側にいます。
01
数字で見る局部銀河群
A SCALE WITH UNCERTAINTY約1,000万光年規模の広がり
定義する境界で変わる
定義する境界で変わる
約100既知の小銀河を含む目安
2025年研究の記述
2025年研究の記述
数兆太陽質量規模の総質量
半径・モデルで変動
半径・モデルで変動
2 + 1大きな渦巻銀河
天の川・M31・M33
天の川・M31・M33
数値の読み方:「直径」「質量」「成員数」は、どこまでを局部銀河群に含めるか、どの観測とモデルを使うかで変わります。このページでは、精密に見せるための単一値より、測定範囲と不確実性を優先します。
02
誰が属しているのか
THE MAIN PLAYERS局部銀河群の重力的な景観は、二つの大きな渦巻銀河と、その周囲の衛星銀河・孤立した小銀河でできています。天の川とM31が二大勢力で、M33は三番目の大きな渦巻銀河です。
| 天体 | 距離 | 特徴 | 関係 |
|---|---|---|---|
| 天の川銀河 | 私たちの銀河 | 棒渦巻銀河。直径は約10万光年規模、恒星数は1,000億〜4,000億個程度の推定。 | 私たちのホーム |
| アンドロメダ(M31) | 約254万光年 | 局部銀河群で最大級の渦巻銀河。M32やM110などを伴う。 | 主要な隣人 |
| さんかく座(M33) | 約273万光年 | 比較的明るい渦巻銀河。M31との過去・未来の関係は研究中。 | 第三の大銀河 |
| マゼラン雲 | 約16万〜20万光年 | 天の川に近い不規則銀河。南天で肉眼観測できる。 | 天の川の衛星銀河 |
03
重力でつながる、境界はぼやける
A GRAVITATIONAL NEIGHBOURHOOD銀河群は、同じ空に見えるだけの集まりではありません。銀河の速度や距離を測ると、局所的な重力で結びついた系と、宇宙膨張に乗って遠ざかる周辺の系を区別できます。
ただし、成員の境界に目印の線が引かれているわけではありません。局部銀河群の「直径」は、明るいメンバーの分布、ゼロ速度面、周囲の流れなど、目的ごとの定義です。
KNOWN / UNKNOWN
分かっていること:天の川とM31は重力的に強く影響し合い、近隣の小銀河の運動を支配しています。
まだ幅があること:暗い矮小銀河の完全な数、総質量の定義、M31とM33の過去の軌道、遠い未来の合体の確率。
04
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出典・参考資料
PRIMARY REFERENCES- NASAGalaxies — 局部銀河群と近傍銀河の一般的な位置づけ。
- NATURE ASTRONOMY · 2025No certainty of a Milky Way–Andromeda collision — 既知の小銀河数と衝突予測の不確実性。
- NATURE ASTRONOMY · PUBLISHED · 2026The mass distribution in and around the Local Group — 境界と質量分布の推定。
LAST CHECKED · 2026-08-02 / 数値は概数。主要根拠はページ末尾の出典と出典台帳を参照。